ピアノを作ろう!10分の1で

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zoom RSS ダンパーを作るぞ その2

<<   作成日時 : 2010/10/23 12:30   >>

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ダンパーの続きです。
完全に硬化したエポキシパテを紙やすりで削って成形していきます。
下のプラ板ときれいになじむようにヤスリます。
いいかな?ってところで一度グレーサーフェイサーをかけます。
そうすることによって、凹みなどがよくわかるんですね。
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どうでしょう?凹みがわかりますでしょうか?
これも埋めていきます。
ごく少量になるので、これの穴埋めにエポキシパテは使いません。
ラッカーパテで埋めていきます。
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もう埋めてしまってますが・・・^^;
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完全硬化したらまた削り、きれいに表面処理していきます。
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まだら模様ですが、表面のでこぼこはなくなりました。
斜め横から見たりして、仕上がりを確認します。
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光にかざしてみるのもひとつの方法ですね^^
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おおよそ仕上がったのでこのあとサーフェイサーをもう一度吹いてひとまず終了です。
ここでダンパーはいったん中断して、チューニングピンを挿していきたいと思います。

チューニングピンを挿してその様子を見て弦をどうするか考えて、その上でダンパーをどういうかたちで固定するか決めたいと思ったからです。
もし、弦を張るんだったらその上にダンパーが載る形になるし、弦が無ければどこかに固定しなくてはなりませんので。
弦を張るかどうか決めるためにはまず、チューニングピンが刺さっていなくてはいろいろ判断がつかないので、まずはチューニングピンを何とかしなければと思います。
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これが実物のチューニングピンですね。
調律師さんは専用の器具をつかってこのピンを回し弦の張り具合を調整し、音の高さを合わせていきます。
読んで字のごとくチューニングをするためのピンです(笑)
このピンから弦が伸びているわけですね〜。
なので、これを作ってみないと、弦をどうするかイメージがわかないというか、判断がつかないんですね。
チューニングピンは実際にはフレームの下にある木の板に刺さっています。
フレームに固定されているわけではないんですね。
模型ではフレームに接着しちゃいますけどね。

フレームからは約3cmくらい出ています。
10分の1ですと、3mm出せばいいことになります。
フレームに1mmくらい刺さりますから、4mmの長さが必要です。
太さはというと、本物が約7mmなので0.7mmといきたいところですが、あいにく見つからなかったので0.6mmで妥協したいと思います。
というか、あまり違いがわからないと思います(笑)
材料はステンレスかピアノ線か洋白線のどれかってところでしょう。
加工のしやすさから言うと、洋白線ですね。
その他は硬すぎてちょっと厳しいです。
洋白線とは銅と亜鉛とニッケルの合金ですね^^
0.6mmの洋白線を4mmの長さに切ったものを大量に用意しなければなりません。
一本一本定規で測っていたんでは、時間がかかるので大量に長さをそろえる方法を考えます。
まずは4mmの厚さのプラ板を作ります。
単純に1mmプラ板の切れ端を4枚重ねるだけですね。
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ちょうど良さげな切れ端があったので、これを4枚に切り分けて作りましょう。
あ、底の分もいれるので5枚ですね。
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で、全部切ったらまず4枚を重ねて接着します。
そして、0.6mmのドリルを使って穴をあけます。
なるべく垂直に・・・、これが難しいんですけどね。
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穴を開けたら最後の一枚を接着して完成です。

早速洋白線を穴に挿してニッパーでパッチンパッチンとおおよそに切っていきます。
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頭が出ているので、これを金やすりでけずってやると、きれいに4mmのピンが出来上がるんですね〜^^
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頭がきれいにフラットになってます。
ためしに数本挿して見たんですが、きれいにフラットになりすぎてちょっと違和感が・・・^^;
やはり、先っちょは多少加工しなくてはならないようです。
実物は先が少し細くなりしかも丸い断面から四角に削られています。
まぁ、そこまでは再現できないんですけど、ある程度先細りっぽくすることは必要ですね。
むむむ・・・たいへんだぞこりゃ(汗)
何しろ200本以上あるので、一本一本やっていくとどれくらいかかるんだろう^^;
しかし、削らないとちょっと違和感がひどいしなぁ・・・。
一日10本やったら、20日ちょいか。
よし、無理しないでコツコツやろ〜!!
ということで、年内には挿し終えるでしょう(笑)

フレームにあけた穴は貫通してますから、うらにプラ板を貼って底を作ります。
プラ板は一枚にせず、数枚にきって貼ります。
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なぜかというと、フレームはレジン製でまだたぶんやせてくることが予想されます。
そしてプラ板は市販品なので、これ以上やせることはありません。
接着の面積が広ければ広いほど、この違いによるレジンの反りが顕著になってくるからです。
なるべくブロックに分けることにより、そりを防ぐことができるんですね〜^^

底ができたら一本一本加工していくわけですが、本数分先に加工して一気に挿して行くか、加工しては挿して・・・を繰り返していくか。
モチベーションを維持するには、フレームにピンがだんだん増えていくのが見えたほうがいいな・・・。
ということで、加工しては挿して加工しては挿してを繰り返していくことにします(笑)
効率的には200数本加工してしまったほうがいいのでしょうけどね。

では加工していきます。
ラジオペンチでしっかりホールドします。
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金やすりで先端を丸めるように削ったあと、四角くなるように4方向にシュッシュッと削ります。
肉眼ではよくわからないので、感覚です(笑)
なんとなくでいいと思います^^;
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カメラをマクロモードにしてもよくわからんっ^^;
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まぁ、こんなもんでしょう^^

反対側にちょっと硬化まで時間の長めな瞬間接着剤をつけて、フレームの穴に挿していきます。
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なんか、垂直じゃないですね〜^^;
でも、数をこなすうちに慣れてきました。
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こんな感じで植毛していきます(笑)
あとどれくらいあるかというと・・・
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数えるのもいやになるくらいありますね^^;
一日10本がんばろー!

さて、フレームをいじっていたらある問題が発生しました。
なんとナットにまぶした銀さんが取れてきてしまったのです。
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よく触る部分なんでしょうね。
しょうがないので、一度ナットをフレームから剥がして、銀さんし直さないといけません。
唯一の弱点だなぁ〜、銀さんの。
完成直前に作業すればよかった。

さて、札幌は寒くなってきました。
灯油代がかかる季節です。
道民にとって、ガソリンの値段と同じくらい冬の灯油の値段は気になるところです。
今年はいくらくらいになるんだろう・・・。

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弦のその後とダンパー製作
弦の張力でフレームが歪んでしまったため、ネジ穴を一つ分外に開けフレームを引っ張って固定することで、歪みを直すことにしました。 しかし、古いネジ穴を埋めてしまわないと、新しいネジ穴にテンションがかかると壁を突き破って、古いネジ穴まで引っ張られて来る可能性が大いにあります。 レジン自体がちょっと硬度が心もとないということもありますしね^^; ...続きを見る
ピアノを作ろう!10分の1で
2011/07/15 01:56

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
細かい・・
まだ色々とする事があるねー
中身はねぇーホンマらんぞーさんは
やるねぇ〜♪設計関係ですか?ここ
までの図面はどぉやったらかけるかの
不思議の段階の私ですね・・秋超えて
急に温度が低くなるみたいやし、細かい
作業に耐え抜いて下さい!!読むだけで
時間いった私です・・・
こむたみ
2010/10/23 18:59
ピンセットを用いての作業。
たぶん、部品だけを見せられても、どこの部品なのか?見当も付きません。
ひるま
2010/10/23 23:07
>こむたみさん
設計関係ではないですが、CADソフトはいじる程度に使えますよ^^;
ほんとにいじる程度ですが。
とにかく、実物のピアノを測りまくるんですね〜。
それを元に図面を描くんですが、手書きの図面もありますね。
寸法さえわかればいいものはそうしてます。
まぁ、人に見せる図面ではないですしね(笑)
目がしばしばしてねぇ〜^^;
ルーペが必要かもw
らんぞー
2010/10/23 23:22
>ひるまさん
うん、この部分はグランドピアノに接してる人じゃないとあまり見ないかもですね。
一般的におうちにあるピアノはアップライトピアノが多いと思うんですが、アップライトはこの部分かくれてますからね。
部品だけ見ると、ピアノの部品ってことすらわからないパーツが多いですよ^^;
らんぞー
2010/10/23 23:26
らんぞーさん、本当に200本挿していくんですか!?
すごいです。すごすぎます。
それもピンを自作!。驚きます!すごすぎます!
CADソフトいじる程度ではここまでできないですよお^^;びっくりです。

たかじい
2010/10/23 23:27
>たかじいさん
今日も10本ちょっと挿しました^^
夢中になることができたら10本以上は軽く出来そうです。
意外と早く挿し終わるかも^^
200本いきますよ〜(笑)
ピアノの写真を撮って、それをCADに取り込んで縮尺をあわせるんですね。
その写真の上をCADで線を引いて図面にするんです。
その図面をプリントアウトしてプラ板なんかに貼りつけて、図面ごと切ったり穴あけたりすると、ピッタリ10分の1の部品ができるんですよ^^
逆に頭使わなくていいので助かってますw
らんぞー
2010/10/24 00:30
まだまだこんなすごすぎる作業が続きそうですねぇ
私だったら考えただけで投げ出しちゃいます
っていうか最初から手を付けないか(苦笑)

ピン側の銀さんが良く光ってるなぁと思って見てましたが反対側は剥げてきちゃいましたか、やはり触るところはだめみたいですねぇ
ぐらんぱ
2010/10/24 08:16
>ぐらんぱさん
そうなんですよ、まだ結構厄介なのが残ってます。
おもに、弦にかかわる部分ですね。
弦そのものもですけど^^

銀さんの弱点が露呈しました^^;
最後の最後にもう一回ナットを剥がして銀さんこすります。
う〜ん、年内完成は無理かなぁ…。
らんぞー
2010/10/25 00:18
しゅごい…完成したら生で見たいなあ

MACK
2010/10/25 20:55
どろおふに参加できたらなぁ〜…^^
しかし、旅費と休暇を捻出するのがきびしい…。
MACKさんはじめ、皆さんの作品を生で見たいのは私も同じですよ〜。
らんぞー
2010/10/25 22:04
まったく細かい!植毛ですか(笑)
物作りに対する心構えまで勉強させていただいてます^^
レジン・・・痩せるのですね〜 ソリ対策もさすがですね。
rema
URL
2010/10/26 12:59
>remaさん
アー●ネイチャーのように、植毛してますよ^^
心構えなんて立派なもんではないですよ〜^^;
remaさんの方こそがんばってるじゃないですか〜。
すごいですよ。

レジンははた目でわかるほどは痩せませんけどね。
反りやその他どういう影響があるか、なってみないとわからないので、こればっかりはそのときに対処するしかないです^^;
らんぞー
2010/10/27 01:20
やってますね〜。
いつもはログインなしで見ているので、なかなかコメしませんが、今日は足跡も残していきますね。

ちなみに、チューニングピンは弦の張力を支えているので、弦側へ傾かないよう少し鍵盤側へ傾いています。その角度は忘れましたが…(^_^;)

そのチューニングピンにピアノ線が巻かれるのですが、国産のピアノは3周巻かれていてヨーロッパ製のピアノは3周半巻かれています。
(すべてじゃありませんが…)

10/1モデルでは、ここまではできないでしょうが。とにかく、ひたすら頑張ってください。
高木ピアノ
2010/10/31 00:32
>高木ピアノさん
コメありがとうです。
なるほど、傾いているんですね。
ほとんど、気づかないのでかなり浅い角度ですね。
日本とヨーロッパで巻く回数が違うんですね。

チューニングピンを植え込んだら、弦に使おうと考えている線を引っ掛けてみてどんな風に弦を張れるか考えてみたいと思ってます。
らんぞー
2010/10/31 20:04

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