ピアノを作ろう!10分の1で

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zoom RSS 久しぶりに金属加工

<<   作成日時 : 2012/06/13 01:25   >>

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前回の製作記が4月26日だったので随分ほったらかしにしていたことになりますが、拍子木の軸受け部分が折れてしまった云々の対処です。
折れてしまった部分だけを再生するのはちょっと無理なので、レジンで複製し直す必要があるのですが、細い部分はどうしても弱くて折れやすいんですね。
で、どうしたかというと…。
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こんな感じに真鍮で作って、折れたパーツに貼り付けました。
ピョコンと飛びでた部分の先端に軸がついて鍵盤蓋を支えます。
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また軸をつけてないので、載せてるだけですが・・・。
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軸には0.5mmくらいの真鍮棒を使う予定です。

この金属パーツの加工は腐食液によるエッチングです。
どれくらい前にやったっけ?
と、探してみたら、去年の1月にロングヒンジを作り直したのが最後でした。
ついでなので、ロングヒンジ用と大屋根のヒンジも作っておくことにします。

あとはちょっと試しに、鍵盤蓋の断面も…。
鍵盤蓋は型を取ってあるので、レジンで複製可能なんです。
以前に複製したものがあるのですが、どうも反りがひどくて…^^;
多少作業は増えますが、一から作ったほうが良いかな…と。

一番最初に作った鍵盤蓋の原型は全く反ってないんですよ。
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上のグレーが原型。
下の白いのがレジンの複製です。
レジンのは反ってますでしょう?
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こうして見ると、エポキシパテ製の原型は全く反りが発生していないのがよくわかります。
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実はもうひとつ複製品があったんですが、これより反りがひどくて使いものにならないので破棄しちゃいました^^;
なんでもかんでもレジンで複製すれば良いってもんではないということですね(T_T)
で、最初から作るために断面が必要になるわけです。
作り方は原型を作った時と同じでいけると思いますね。
断面がプラ板から金属に変わっただけです。
エッチングのほうが正確に切り出せるから良いんじゃないかとゆー漠然とした理由から作ることにしました(笑)
しかし意外と作りづらいかもしれません。
まぁ、その時は最初の作り方に戻ればいいだけのこと。

というわけで、4つのパーツをエッチングすることにしました。
まずはそれぞれをレーザープリンターでプリントアウト。
残す部分を黒く溶かす部分は白く。
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こんな感じです。

裏表を同時に溶かしていくためには、鏡面コピーにしなくてはなりません。
くわしくはエッチングに関する過去記事を御覧ください。
今回は過去記事が大活躍(笑)

ピアノ蓋の断面と拍子木のパーツはそれほど正確でなくてよいので片面のみエッチングしていきます。

今回も転写はラミネーターを使います。
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5〜6回ラミネーターを通したら、冷水にぶち込んでやります。
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紙がふやけてきたら、指の腹で紙を剥がしていきます。
ちょっと慎重にしないと、マスキングまで剥がれるので注意が必要ですね。
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しかし、どれだけ慎重にやっても剥がれてしまったりするので、そういう場合はラッカー塗料でレタッチしてやります。
面積の大きいところは、マスキングテープなどで覆ってやります。
あとは、割り箸などを工夫してマスキング済みのブツを挟んで持ち手を作っておきます。
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これは片面からしか溶かさないパーツ。
バルサ材を貼り付けて下向けておけば、浮くかなぁと思ってこうしたんですが、結果としてソッコーで沈みました(T_T)
まぁ、でも貼り付けておいて正解ではありました。
厚みが出るので箸でつまみ易くなりました。
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ここで、しばらく使っていない腐食液登場〜!!
う、うぇ〜〜〜〜…。
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ちょっと、キモイんですけど^^;
まだ使えるのかなぁ〜…などと思いながらも準備を進めます。
暖めたほうが効果大なので、腐食液の容器ごと熱湯に漬けて、湯煎しながらパーツを腐食液の中へ。
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待つこと数十分から1時間。
重曹を水で溶かしたものに漬けて中和させます。
マスキングテープやら複写したカーボンやらを取り除いてエッチング完了です。
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やはり若干溶かす力が弱くなっているような気がします。
あと何回使えるかなぁ。
この腐食液を処分するのはちょっと手間がかかります。
その辺に流すわけには行きませんので。

次回は切り出した大屋根用のヒンジを完成させます。
なるべく早いペースで更新したいところです(;^ω^)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
待ってました(^ ^)
いきなりヘビーな作業ですね〜
前から疑問なんですが、真鍮板に両側からコピーを貼る精度は、勘だけですか?メーカーはどうやってるんですかね?
薄い、細いパーツはレジンに向かないですね〜、お湯で修正して、金属板を貼るとか、、見栄え悪いか、、
続報を待ちます!なる早でお願いします(^◇^;)
MACK
2012/06/16 12:40
>MACKさん
おまたせしました^^;
ちょっとサボりすぎました。

一応、光に透かしながらぴったり合うように二つ折りにするんですよ。
まずここで微妙なズレが発生する可能性がありますね^^;
で、二つ折りにしたものに真鍮板を挟んでズレないようにラミネーターに通すんですね。
通すときにまた微妙なズレが…。
使いものにならないほどずれることはないですけどね。
メーカーは多分この方法ではなく、レーザーでカットしていると思われます。

ちょっと頑固な反りなんですね。
お湯で試みたんですが、すぐ戻っちゃいました^^;
なんか、すっきり一から作ろうかと思うようになりましたよ。

なるべく早く更新したいと思います!!
かんばります(`・ω・´)ゞ
らんぞー
2012/06/16 16:28

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